皆様お待ちかねのソリッドブラックとソリッドレッド、そして以前コーデュロイシャツなどに使われていたマスタードのアブストラクト柄の3色。
どの色も魅力的で迷ってしまいます。
今日の入荷:MOHAIR CARDIGAN AS, MOHAIR CARDIGAN
MOHAIR CARDIGAN AS Price:49,680yen
マスタードベースの腰ポケット付きカーディガンに、白、黒のアブストラクト柄を乗せたバウハウスな雰囲気たっぷりのカーディガン。先週発売された「MOHAIR CARDIGAN G」や今日入荷したもうひとつのカーディガン、ソリッドカラーの「MOHAIR CARDIGAN」とは糸の構成比率が違うため、それらと比べるともっちりと弾力のある生地感が特徴です。
MOHAIR CARDIGAN ASには他のカラーにない度詰め感があり、もっちりと弾力のある仕上がり。 |
ここ数シーズン、テンダーロインではこの「バウハウス」が一つのキーワードであり、こだわりぬいた素材選びとデザインに、他にない抽象的な柄、配色が組み合わさりその製品にはテンダーロインにしかない一種独特ともいえるオルタナティブ感が与えられています。
なかでもこのモヘアカーディガンに使われるアブストラクト柄は上品でありラフであり、けばけばしくもうるさくないここらしいアダルトな雰囲気に溢れていて、何も考えずとも袖を通しさえすればサマになってしまう「頼もしさ」があります。
MOHAIR CARDIGAN Price:50,760yen
カーディガンというアイテムは極端に需要の高いヒットの時代と極端に需要の低い不遇の時代を繰り返すアイテムであるとわたくしモヒカンは勝手に認識していて、今は不遇の時代、要するに「流行っていない」タイミングかもしれません。では今着るのは「イケてない」のか、と短絡的に考えるのはナンセンスです。
ふんわり、たっぷりと空気を含む畦編みのモヘアニットは見た目以上の温かさでご主人様を優しく包みます。 |
世の中の需要が低い時にこそしっかりとした個性を持ったアイテムはコーディネイトの中に輝きますし、人の目に新鮮に映ります。
需要の高い時代にもこだわりぬかれた上質なアイテムはやはり人の目に刺激的に映り「他と違う」「目の付け所が違う」と強いインパクトを与えます。
つまり、良いカーディガンはいつの時代にも使える揃えておくべきアイテムである、ということです。
そんな魅力と買うべき理由がテンダーロインのカーディガンにはあるのです。
MOHAIR CARDIGAN Gの記事でも書きましたが、わたしはテンダーロインの製品を除いてこれ程までハイクオリティなモヘア製品を知りません。
それは単に素材が上質であるとかシルエットが美しいといったことだけでなく、作り手の明確な意思に基づくモノ作りが、わたしを含め同世代のお客様のライフスタイルにぴたりとマッチするからなのだと思います。
そんなデザインの力がテンダーロインの製品にはあるのです。
皆様のご来店、ご連絡を心よりお待ちしております。
今日はちょっとかっこつけて「ナンセンス」とか言ってみたモヒカンでした。
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