書きたいことはたくさんあるのですが、なにぶんものぐさな私ですのでやはり更新頻度はこんなものです。
そんな裏ンプスでもいまこうして見に来てくれている読者の皆様には本当に感謝をしておりますのでこれからもゆるーくのんびりなお付き合いをお願いいたします。
今日の新作:SWEAT PARKA, TDL HAT
SWEAT PARKA Price:26,460yen
海外ビッグメゾンのスタイリングにも取り入れられ今やファッションシーンの一大トレンドともいえるスウェットパーカーですが、これをかっこよく、今っぽくスタイリングに取り入れるならやはりワイドなシルエットでモードに使うのがポイントだと思います。「ワイド」と言っても普通のスウェットパーカーをでっかいサイズで着ればいい、ってわけではないです。大人ですから、しっかりと「今」のデザインがなされた良質なアイテムを選びたいですよね。
で、そこにテンダーロインの「SWEAT PARKA」です。
ワイドシルエットを活かしたミニマルデザインを愉しむ
パターンに関して言えば先日リリースされた「STP PARKA」が近いです。裾、袖口にリブを設けないタイプで、スウェットパーカーなら必ずといっていいほど付いているお腹部分のカンガルーポケットもついていないミニマルなデザインが特徴。フロント・バックともお馴染みの大きなボルネオスカルプリントを入れエイティーズのスケートファッションを匂わせるフィニッシュ。
着丈、袖丈は今までとさほど変わりありませんが身幅はたっぷりと、肩もぐっと落ちるようデザインされています。
カラーラインナップはブラックボディにホワイトプリント、オフホワイトボディにブラックプリントの二色。
「黒」を基調としたスタイリングを提案する今期のテンダーロインらしく、パンツもブラックのBDPなどを選んでモノトーンのコーディネートを愉しむのが良いかと思います。
TDL HAT Price:8,100yen
以前のSENSE誌面でテンダーロインのビッグボス西浦氏がPABSTのつば付きニットキャップを被っていましたが、被ったときのシルエットはまさしくそれです。素材はアクリル100%で、おそらくPABSTのものも同じ素材でしょう、そしてデザインのソースもまさにPABSTのものかと思います。
国内はもちろん海外でもPABSTのグッズは人気が高く、オールドのニットキャップやハットはいつも高値で取引されています。
その人気の火付け役がほかでもない西浦氏であると私モヒカンは認識しています。
昨年とは別物なのです
さてこのTDL HAT、同名、同デザインで昨年もリリースされていてぱっと見同じもののように見えますが実は被ったときのシルエットがまったく違います。昨年リリースされたものはまさしく「つば付きニットキャップ」という形であったのに対し今回リリースされたTDL HATは帽体部分にゆとりがあり、例えるならベレー帽やキャスケットのような「垂れる感」のあるデザインに変更されています。
わたくしモヒカンは昨年のいい意味で北の国から的シルエットも気に入っていて「TDL HATは顔の一部です」くらい愛用しているのですが、今期のTDL HATもまたこれでお気に入りです。
ただ、こんなことを書くとテンダーロインに怒られるかもしれませんが、おそらくテンダーロインが作りたかったTDL HATというのはぶっちゃけ今年のTDL HATでありこれが正解なのではないかと。
つまり昨年モデルの改良版、TDL HATの真の形が今年のモデルだと推測します。
なので昨年TDL HATを被っていまいちしっくりこなかったという方も、店頭で「ああ同じのだ」とウォッチで済まさずもう一度試着をしてみてください、とびきりのお気に入り帽子がまたひとつ増えることになるはずです。
ただ、「昨年のシルエットがお気に入り過ぎだから今年も買おう!通販で!」という方は気を付けてくださいね。
TEE L/S TU, TEE L/S OE, TRUCKER CAP T/C, JFC PARKA JKT
今回の入荷では上記のアイテムも一緒に届いたのですがそちらについてはまた改めて書こうと思います。特にJFC PARKA JKTは人気も高く気になっている方も多いでしょうから生地感やシルエットなどいつもより詳しくご紹介しようと考えています。
冬将軍到来、厳しい寒さが続きますが年末年始と楽しいイベント、楽しい入荷が目白押しですから皆様風邪など召しませんよう健康管理には十分お気を付けいただき冬のファッションをお愉しみください。
最近、古着屋さんのブログなどで目にするようになった「オールド」の使い方にずっと違和感がありましたが、気づいたら自分も自然に使い始めているモヒカンでした。
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